妊婦の体重増加グラフ作成ツール【増加曲線を計算。体重管理に】

ポイント:妊婦さんの体重増加を管理するツールです。あなたの体重等を入力すると、理想的な体重増加を計算し、周期ごとの増加曲線をグラフで表示。妊娠中の体重管理に役立てることが出来ます。

目次

  • 01 妊娠中の体重増加グラフ
  • 02 妊婦の体重管理
  • 03 妊婦の体型(BMI)ごとの体重増加量
  • 04 1週間、1か月当たりの体重増加量は

妊婦の体重増加グラフ計算機

妊娠何週
活動レベル
体重増加グラフをここに表示
体重増加目安
増加体重(最大)
増加体重(最小)
15週目(最大)
15週目(最小)
28週目(最大)
28週目(最小)

上の計算ツールに身長、妊娠前の体重等を打ち込みましょう。妊娠中の40週でどのように体重が増加するか計算し、増加曲線をグラフで表示します。体重の増量は一定ではなく、周期ごとに増加スピードが変化していきます。また体重増加のグラフだけではなく、最低限の増加体重、最大限の増加体重、妊娠時期ごとの体重も併せて計算するので、体重を細かく管理できます。

その他の計算ツールを見る

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妊娠中の体重増加グラフ

冒頭のツールで作成された体重増加グラフを見ていると、グラフの曲線の角度が一定ではなくて、途中で変化する事に気づいたでしょうか?

このグラフの変化は妊娠の初期と後期で、体重増加の割合が変化するのが原因です。体重増加の管理は「1週間、1か月の増加量」を単純に足し算し続ければよいわけではありません。

増加率の変化は28週以降を100%とすると、15週までは約14%、15週~28週までは約60%になります。

自身で計算するとややこしくなりますが、妊娠時期ごとの増加率の変化は計算ツールに組み込まれているので、是非ツールをご活用ください。

既に計算ツールをお使いの方は、あなたの体型に合わせて妊娠の周期ごとの体重の増加量と、40週を通してどのような形で体重が増加していくのが理想的なのか、グラフで確認していただけたと思いますが、次項からは、一般的な体重増加量の目安について解説していきます。さらに細かい妊娠中の栄養バランスの把握の参考にして下さい。

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妊婦の体重管理

妊娠中には、体重が増加します。この体重の増加は、母子ともに健康的でいるために必要ですが、増やし過ぎたり、逆に体重不足にならないように、体重を適切に管理していく必要があります。

妊婦の体重管理の際に役立つ、ぜひとも知っておきたいポイントは次の2点です。

  • 体重増加量:妊婦のBMIや体重などに基づいて異なってきます
  • 食事カロリー量/日:妊娠後摂取カロリーは上がりますが、妊娠時期に応じて変化

このポイントを知っておくことで、効率的に体重管理が出来ます。食事カロリー量は次のページで計算できます。

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妊婦の体型(BMI)ごとの体重増加量

妊婦のBMIによって、妊娠中の理想的な体重の増加量は変わってきます。ただし妊娠中のBMIではなく、妊娠前のBMIが基準になります。

具体的に、次のような増加量が推奨されています。

BMIごとの妊娠中の体重増加量
妊婦の体型(BMI)体重増加量(kg)
やせ型(BMI:18.5未満)9~12kg
標準(BMI:18.5以上25未満)7~12kg
肥満(BMI:25以上)医師に相談

妊娠中の必須の体重増加量は7~8kになります。これは胎児の重量や、羊水、胎盤等を含む必要不可欠な増量です。一方で、理想的な体重の増加量は必須量よりやや高く、7kg~12kgになります。妊娠前の体型に応じて、最大で5kgの幅があります。

ただ妊娠前のBMIが25を超える場合は例外となり、5kg程度を目安に増量する可能性がありますが、肥満体型の為増量し過ぎると健康のリスクが生じるため、医師に相談の上で増加量を決める必要があります。

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1週間、1か月当たりの体重増加量は?

妊娠時期は40週にわたる長期のため、どのような増加曲線をたどるべきか、把握しづらいところです。そこで1週ごとの増加量の目安を把握することで、短期的な体重増加の目標にすることが出来ます。具体的には1週間の増加体重は次のようになります。

1週間に300g~500g程度の増加

1か月ごとの増加量

1週間の次に、1か月も把握しておきましょう。

「週に300~500gの増量」から計算すると、「1か月ごとの増加量は1284kg~2140kg」になります。

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