妊娠/授乳中の鉄分計算ツール[付加量を周期、年齢に応じて計算]
妊娠(授乳)中の鉄分量計算機
年齢
妊娠何週※
摂取推奨量
–上限量
40mg※妊娠週数が分からない方は「妊娠週数計算ツール」も用意しています。
その他の計算ツールを見る
目次
- 01 妊娠(授乳)中の鉄分量
- 02 妊娠中の鉄分の上限量
- 03 計算方法
01
妊娠(授乳)中の鉄分量
体内の鉄分の多くは、血液のヘモグロビンの一部になっています。そのため鉄分が不足するとヘモグロビンが不足し、貧血になります。
もともと女性は月経があり、男性より摂取必要量が多い特徴があります。
では月経が停止する妊娠中や出産後授乳中は、必要な鉄分量が減るのかというと、そうではありません。逆に妊娠、授乳中は摂取する鉄分の量を2.5mgから15mg増やす必要があります。
時期 | 追加分(mg) |
---|---|
妊娠初期 | +2.5mg |
妊婦中後期 | +15mg |
授乳中 | +2.5mg |
02
妊娠中の鉄分摂取の上限量
15歳以上の女性の鉄分耐容上限量は40mg/日です。妊娠、授乳中に鉄分の需要が増加する時期であっても、鉄分の推奨量/日が40mg/日を超えることはありません。
鉄分は過剰に摂取すると、胃腸の異常(嘔吐、下痢、腹痛等)を引き起こします。鉄中毒などの重大な健康被害は体重1キロにつき60mg以上の鉄の摂取で発生します。
60mg/kgという分量は、例えば日本人の20代、30代女性の平均体重である52.1kg~54.8kg(平成28年国民健康・栄養調査より)で計算すると、約3100mg~3200mg以上の分量になります。
このような大量の鉄分は通常の食生活で摂取する事はありませんが、サプリメントを服用している場合は注意が必要になります。
03
計算方法
計算は厚生労働省公表の年齢ごとの基本摂取量に、前項の表の妊娠中/授乳中の鉄分付加量を足して計算しています。
計算ツールを使うには以下の2つを入力します。
- ・年齢
- ・妊娠週数
妊娠週数は以下のツールで計算できます。