基礎代謝量:カニンガムの式計算ツール【身長・体重等を入力】
カニンガムの公式で基礎代謝を計算します。カニンガム式は 除脂肪体重(体脂肪率)を使いますが、この計算ツールでは身長、体重等のみで計算できます。
目次
- 01 カニンガムの公式とは
- 02 カニンガム式のメリット
- 03 その他の基礎代謝計算の特徴
カニンガム式基礎代謝計算機
上の計算ツールで、カニンガムの基礎代謝を確認しましょう。カニンガム式に必要な体脂肪率の計算は、既にツールに組み込まれている為、身長、体重等のみで計算出来ます。
カニンガムの式とは
カニンガムの式は 基礎代謝量を計算する式の1つで、除脂肪体重を使うところが特徴です。
カニンガム式:基礎代謝量=370+21.6×除脂肪体重
以上の様な計算でその値を求めることが出来ます。
式の中に出てくる除脂肪体重は、「除脂肪体重=(体重×(100-体脂肪率)/100」の式で計算します。
計算ツールではすでに除脂肪体重(体脂肪率)の計算が組み込まれているので、体重、身長、性別、年齢だけで利用することが出来ます。
カニンガム式のメリット
カニンガム式は除脂肪体重を使うことによって、体格による誤差が最も少ない基礎代謝計算になっています。
カニンガム式以外の基礎代謝計算の特徴
カニンガム式以外の基礎代謝の計算では体脂肪率は無視されます。
最も著名な基礎代謝計算方法のハリスベネディクトは、例えば筋肉量の多い体重100kgの人と肥満で体重100kgの人を同一視した計算方法です。
このためハリスベネディクトは特に体重の重たい人で基礎代謝量に大きい誤差が出る可能性があります。この問題点はハリスベネディクトの再改訂版であるミフリンセントジュールにも受け継がれています。
一方でこのカニンガム式は基礎代謝の計算に除脂肪体重を導入することで、筋肉量の多い人や、非常にやせ型の人でも正確に基礎代謝を計算出来るという利点があります。
カラダロジックは基礎代謝の計算では「二十標識水法」、「ハリスベネディクト日本版」、「ミフリンセントジュール」とこの「カニンガム」の4種類を用意していますが、この中でカニンガムは体型を問わず最も基礎代謝を正確に把握できる方法といえます。
他の基礎代謝の計算方法でKatch-McArdle式がありますが、この計算式はカニンガム式と全く同じ式を用いています。