基礎代謝率(BMR)を計算[ミフリンセントジョール式使用]

基礎代謝率(BMR)の計算方法として、ハリスベネディクトより正確性が高いと考えられている、ミフリンセントジョール方式を使った計算ツールです。

基礎代謝率(BMR)計算機

基礎代謝率はBMR(basal metabolic rate)とも呼ばれます。

生命維持に必要な時間当たりのエネルギー量のことです。つまり安静に何もしていなくても消費するカロリーのことです。

率という言葉が表すように体重1kgあたりの1時間あたりの熱量ですが、時間単位ではなく基本的に1日の熱量の形で表示します。

基礎代謝率は性別、年齢や体重などに応じて変化します。

基礎代謝の減少

基礎代謝は次のような要因で減少していきます。

基礎代謝の増加

基礎代謝は次のような要因で減少していきます。

基礎代謝率を計算する方法はいくつもあります。

頻繁に目にするハリスベネディクトは1919年と、改訂版ですら1984年です。その後、いかに人々の食生活や、ライフスタイルが変化したか周知のとおりです。

1990年に発表されたミフリンセントジョール方式は現在、基礎代謝率を計算する方法として、信頼がおけると認知されています。

より最適な基礎代謝率を計算したいなら、このミフリンセントジョール方式を使いましょう。

次に25歳、身長155cm、体重55kgの女性を例にとって、ハリスベネディクト、ミフリンセントジョールの基礎代謝数値を比較してみましょう。

ミフリンセントジョールとハリスベネディクトの誤差(女性25歳,155cm/55kgの場合)
ハリスベネディクト	ミフリンセントジョール	誤差
1328kcal	1233kcal	95kcal

ハリスベネディクト(改訂版)は1328kcal、ミフリンセントジョールなら1233kcalと約100kcal近い差があります。

ダイエット、フィットネスを意識する人は100kcalが大きい差であると分かります。1日の総消費カロリーは基礎代謝率に活動レベル(メッツ)をかけて計算するからです。

基礎代謝が約100kcal違うと総消費カロリーでは、約130kcal~200kcalの誤差が出てきます。

ミフリンセントジョールの計算に必要になるのは次の項目です。

多くの場合ハリスベネディクトよりやや低めの数値が出ます。正確な基礎代謝率を把握することで、効果的なフィットネスやダイエットに役立てて下さい。

BMIプライムの把握もフィットネスやダイエットに効果的です！