おすすめの肌荒れしないマスク
新型コロナウイルスの影響で、マスクが手放せなくなっています。感染リスクを軽減する反面、長時間マスクを着けていると気になるのが肌荒れです。
今回は肌が荒れる原因や素材に着目し、それを踏まえておすすめの肌荒れしないマスクはどのマスクなのか解説していきます。これを読めば、いやなマスク肌荒れと無縁になるかもしれません。
目次
- 01 肌荒れしないマスクを紹介
- 02 肌荒れを避けるポイント
- 03 肌荒れしやすいマスク
肌荒れしないマスクを紹介
まず最初に代表的な市販のマスクを、肌荒れしないポイントを押さえているかをもとに紹介します。
ブランド | 天然素材 | 低刺激 | 通気性 |
---|---|---|---|
pitta | ☆☆☆ (PU) |
★★☆ | ★★☆ |
looka | ☆☆☆ (PEs) |
★★☆ | ★★☆ |
グンゼ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
uniqlo | ★★★ | ★★☆ | ☆☆☆ |
pitta
pittaの素材はポリウレタンになります。通気性や肌に対する摩擦刺激は低いです。
looka
デザインで人気のlookaはポリエステルの化繊で出来ています。pitta同様化繊の特徴で通気性や肌に対する摩擦刺激は低いです。
グンゼ 「肌に優しい布製マスク」
グンゼは天然素材コットンが60%です。いわゆる布マスクになります。下着メーカーだけあって、素材、通気性、摩擦刺激ともに最も水準が高い印象です。
uniqlo 「エアリズムマスク」
ユニクロのエアリズムマスクは特筆すべき点として、素材にキュプラを30%使用しています。キュプラは天然素材を再利用した高級な化繊で、滑りが良く高級な衣類等の裏地に使われます。肌触りは申し分なく摩擦刺激は低いですが、通気性に乏しく空気がこもるマスクです。
肌荒れしないポイント
マスク肌荒れの原因は大きく分けると
① 皮膚との摩擦
② 化学繊維の影響
② 呼気などによる蒸れ
になります。
そこで今回は肌荒れしないマスクのポイントとして、3つの点を評価しました。
① 天然素材の使用の有無
化学繊維ではなくより肌に優しい天然素材を使っているかどうか。
② 低刺激な質感か
肌との摩擦を起こしにくい素材、質感かどうか。
③ 通気性の良さ
蒸れを起こしにくい通気性や吸水性が確保されているかどうか。
通気性の良さは、防疫の低下につながるデメリットもある事に留意して下さい。
肌荒れしやすいマスク
肌荒れが気になる代表として不織布マスクがあります。不織布マスクは使い捨てできることから防疫には有効で、広く利用されて一般的なマスクです。しかしこのマスクを付けることで肌荒れが起きることがあります。
1つ目の理由は摩擦です。不織布はその文字自体が表すように「織らない」布、素材です。普通、布は糸を折って作りますが、不織布はケミカルボンド等の化学物質で接着・圧着して作っています。繊維の方向も不揃いで、質感は固めで肌との間に摩擦を起こします。ゴムの摩擦によって耳上の肌荒れを起こす人もいます。
使用されているポリエチレン等の化繊は吸水性も低く、蒸れの原因にもつながります。
このように不織布の素材の特徴が、肌との間で摩擦や蒸れを起こし肌荒れの原因になっています。