犬の1日の水分量計算機[取りすぎや水分不足の症状解説]
この計算ツールでは、愛犬の1日に必要な水分量を計算します。さらに水分の摂りすぎや水分不足の原因や見分け方を解説します。
犬の1日の水分量計算機
目次
- 01 犬が1日に必要な水分
- 02 水分摂取が少なすぎ、多過ぎは要注意
- 03 計算方法
犬が1日に必要な水分
水分の働き
犬の体の70%は水分でできていると言われています。
犬にとっても、健康を維持するために水分の摂取は欠かせないものです。
水分を取ることで、以下の様な働きを維持しています。
- ・体温調節
- ・血流中の酸素と栄養素の運搬
- ・内臓、筋肉、関節の保護
- ・老廃物の除去
このように水分は人間と同じ様に、犬にとっても非常に重要な栄養素です。
1日の必須水分量
犬が1日に必要とする必須水分量には、いくつかの説あります。例を下に挙げてみます。
- ・体重1キロ当たり約65ml
- ・体重の約10%
- ・1日のエネルギー要求量と同等(kcal⇔ml)
- ・体重(kg)×0.75乗×132(ml)※
犬は1日の必須水分量をすべて飲み水から摂取しているわけではなく、食事に含まれる水分でも摂っています。
ウェットフードを与えていると水の摂取が少ない場合があります。水分量の多い食事を与えている方は、その分を差し引いて考えるようにしましょう。
他にも気温が高いと飲む量が増えたり、老犬になると逆に減ったりします。
個体差によって多少の差が出てくることをご理解ください。
水分不足や、水分取りすぎは要注意
水分不足の場合
愛犬が必要な水分をとらないのが長く続く場合、脱水症状を起こしてしまいます。
脱水症状は申告な影響を及ぼしてしまいます。
- 糖尿病
- 腎臓疾患
- ガン
水を適切に摂れているかは、ウオーターボウルの残量だけでは分かりません。水がこぼれていたり、長い毛に吸われたりしている場合があります。時々愛犬の体をチェックしてあげましょう。
- 皮膚を引っ張っても、元に戻るのが遅い
- 目がくぼんで見える
- 歯茎が黒く乾燥している
- 鼻や口が乾燥
上のような症状が出ていたら、脱水状態の可能性があります。
水を取り過ぎる場合
計算ツールで出た値より大きくオーバーした水分を飲む場合、基礎疾患の兆候の可能性があります。
- 腎不全
- ストレス性多飲
- 低カリウム症
- 副腎皮質ホルモン疾患
- 尿崩症
- 利尿剤の影響
愛犬が水を飲み過ぎる場合、獣医師に連れていくことをお勧めします。
計算方法
あなたは愛犬の体重を入力するだけです。
実際の計算方法は以下の通りです。
1日の必須水分量=体重(kg)×0.75乗×132(ml)
活用ください。